大正、昭和、平成、令和。
時代がどれだけ変わっても、
変わらないものがあります。
それは、一枚のチョコレートが割られる時、
そこには、やさしさが生まれているということ。
あげる人がいて、もらう人がいて、
笑顔が生まれているということ。
ひとりで食べてもおいしいけれど、
チョコレートが変わらずこの形をしているのは、
やさしさを分け合うためだったのかもしれません。
ミルクチョコレートの99年は、
そんな、この国のやさしさを見守りつづけた99年。
これからも、私たちは、
変わらずに愛してくれるあなたへ、
ありがとうの気持ちを忘れずに、
時代を超えて、世代を超えて、
このやさしさのバトンを受け継いでいきます。
日本のやさしさと99年。
明治ミルクチョコレート
明治ミルクチョコレート(ミルチ)は、
誕生からずっと
変わらないやさしさを守り続けてきました。
それぞれの時代に、それぞれのミルチ。
そんなミルチの軌跡を、
時代の変遷と共にご覧ください。
年号をクリック
お洋服や文学、音楽。
いろんな国から新しいものがどんどん入り、
世の中がキラキラ華やかになり始めて。
そんな時代に登場した、
明治ミルクチョコレート。
それまで贅沢品だったチョコレートが、
ようやく人びとの手に届くものになったのです。
めざした味は、
豊かさの表れる笑顔がこぼれるような
とっても、とっても優しい味でした。
新しく「昭和」という時代が始まったころ、
チョコレートは多くの人に愛されて、
お店にもいっぱい並ぶようになりました。
そこで明治は考えました。
「みんなに『おいしい』だけではない楽しみを!」
ミルチの包み紙の裏に点数を印刷し、
100点分を集めてお菓子屋さんへ持って行くと、
ミルチや明治キャラメルに
交換できるようにしたのです。
これまでにない楽しみが詰まった
ミルチの登場です。
戦時中、街をにぎわせていた、
たくさんの商品が姿を消しました。
そして、ミルチも発売が中止に。
世界が早く平和になるようにと祈るばかりでした。
1945年にようやく終戦を迎え、
発売中止からおよそ10年後のことです。
みんなの希望となるように、
街に笑顔が戻るように・・・
見ると元気が出るような、
パッと華やかなパッケージで
ミルチが世の中に帰ってきたのです。
1953年は、日本がテレビ放送を開始した年です。
その後60年代に入って、
放映がはじまったミルチのCMで、
あの音楽が、はじめて流れたのです。
「♪チョコレート、チョコレート、
チョコレートは明治」
誰もが覚えやすい、歌詞とメロディー。
多くの人々が、
一度は耳にしたことがあると思います。
当時はワイワイと、にぎやかに、
大勢で1つのテレビを囲む時代。
みんなで一緒に、今も変わることのない
この歌を聴いていたのですね。
このパッケージは、
ママもパパも、おばあちゃんもおじいちゃんも、
一番多くの人が目にしたことがあるもの。
ミルチ発売から50周年を迎えるころ、
世の中に新しいイベントが登場しました。
女の子たちはみんな、ドキドキ。
男の子だってずっと、そわそわ。
そう、2月14日のバレンタインデー。
チョコレートが「愛」をつたえるお菓子の
代名詞になりました。
※バレンタインデー登場の歴史はいろんな説がありますが、
日本で定着してきたのは1970年といわれています。
2009年、明治のブランドマークが変わりました。
食と健康の企業として、お客様とつながり、
人と人が寄り添いともに
支えあう姿を表現した
ブランドマークです。
43年間続いたパッケージも新しくなりました。
生まれてから、
いろんな時代とともに歩んできたミルチ。
発売以来ずっと変わらない製法で、
優しい味を守ってきました。
大切なあなたの毎日に
寄り添いたいという気持ちをもって、
明日をもっとおいしく、そしてやさしく。
明治ミルクチョコレート。